そもそも肌ってどうなってる?知っておきたい、肌の仕組み

⁠暮らしとセルフケア⁠

「最近、肌が乾燥しやすい気がする」

「スキンケアを変えたいけれど、何を選んだらいいのかわからない」

「そもそも、化粧水や美容液って肌のどこに関係しているのかな?」

スキンケアについて調べていると、

「角層」

「バリア機能」

「コラーゲン」

「セラミド」

など、いろいろな言葉が出てきますよね。

でも、その前に。

そもそも、私たちの肌はどうなっているのでしょうか?

肌は、一枚の薄い膜のように見えて、実はそれぞれ役割の違う組織が重なってできています。

今回は、

「肌って、こんなふうになっているんだ😳」

と、全体像を見ていきましょう🌿

まず、

肌の構造を大きく見ると、

表皮・真皮・皮下組織

という3つの層に分けて考えることができます。

一番外側にあるのが表皮。

その下にあるのが真皮。

さらにその下に、皮下組織があります。

それぞれ、役割が少しずつ違います。

① 表皮

いちばん外側で、肌を守る場所

表皮は、肌のいちばん外側にある薄い層です。

私たちが普段触れている肌の表面も、この表皮にあたります。

表皮には、外部からの刺激から身体を守ったり、身体の中から水分が失われすぎるのを防いだりする役割があります。

そして、この表皮の中でも、特に知っておきたいのが

「角層(角質層)」

です。

角層は、表皮のいちばん外側にある、とても薄い層。

角化した細胞が重なり、その間を細胞間脂質などで埋めることで、外部から身体を守り、水分が逃げすぎるのを防ぐ働きに関わっています。

つまり、

「肌のバリア機能」

という言葉を理解するときにも、この角層はとても大切な存在です。

🌿 関係する美容成分

角層のうるおいを考えるときによく登場するのが、

「セラミド」

です。

セラミドは、角層にある細胞間脂質の主要な成分のひとつ。

ほかにも、「グリセリン」や「ヒアルロン酸」などは保湿を考えるときによく使われる成分です。

「乾燥が気になるから保湿したい」

そんなときは、こうした成分が配合されているかを、化粧品選びのひとつの目安にしてみるといいかもしれません。

ただし、

「この成分が入っていれば、必ず乾燥しない」

という単純な話ではありません。

肌の状態や、製品全体の処方なども関係します。

だからこそ、成分の名前だけではなく、

「その成分は、肌のどんなところに、どう関係するのだろう?」

と考えてみることが大切です🌿

そして角層といえば、もうひとつ気になる言葉があります。

それが、

「バリア機能」。

こちらは次回、詳しく見ていきましょう♪

② 真皮

肌の構造を支える「土台」のような場所

表皮の下にあるのが真皮です。

真皮には、コラーゲンや弾性線維などを含む結合組織があり、血管や神経、毛包、汗腺なども存在しています。

🌿 関係する美容成分

「コラーゲン」

「エラスチン」

「レチノールなどのビタミンA類」

 

コラーゲンは、真皮の構造を支える主要な成分のひとつ。

エラスチンは、伸び縮みする性質を持つ弾性線維を構成しています。

レチノールは、肌のハリや乾燥による小じわなど、エイジングケアの文脈で非常に活発に研究され続けている代表的な成分です。

そのため、肌の「ハリ」や「弾力」を考えるときには、表面だけではなく、その下にある真皮にも目を向ける必要があります。

ただし、ここでひとつ覚えておきたいことがあります。

「真皮にコラーゲンがある」

↓

「コラーゲン配合の化粧品を塗る」

↓

「そのコラーゲンが真皮に届いて、そのままコラーゲンになる」

……というほど、肌は単純ではありません。

化粧品に含まれる成分が、どこまで届くのか。

そして、届いたとして、そこでどんな働きをするのか。

これは成分、商品によっても違います。

だから、

「○○が入っているから、○○に効く!」

だけで考えるのではなく、

「その成分、商品は、何を目的として作られているのだろう?」

と考えることが、美容成分を選ぶときの大切な視点になります🌿

③ 皮下組織

肌のさらに下にあるクッション

そして、真皮のさらに下にあるのが皮下組織です。

皮下組織には脂肪組織などがあり、外からの衝撃をやわらげたり、体温を保ったり、エネルギーを蓄えたりする役割があります。

美容の話では、表皮や真皮に比べると、ここはあまり「美容成分」の話が出てこない場所です。

でも、

だから美容とは関係ない

というわけではありません。

たとえば「たるみ」などを考えるときには、肌の表面だけではなく、その下にある組織も含めて考える必要があります。

つまり、

肌の悩みは、ひとつの層だけで決まるわけではない。

ということ。

これも、肌を知るうえで覚えておきたいポイントです🌿

肌のことを知ると、スキンケアの見え方が変わってくる

ここまで見てきたように、肌は一枚のものではありません。

表皮があり、その下に真皮があり、さらにその下には皮下組織があります。

そして、それぞれに違った役割があります。

「乾燥が気になる」

「刺激を感じやすい」

「ハリが気になる」

「たるみが気になる」

といった悩みも、すべて同じ場所・同じ仕組みから起こっているわけではありません。

だからこそ、

「○○の悩みには、この成分!」

とだけで考えるのではなく、

「自分の肌で、今どんなことが起きているんだろう?」

と考えられるようになると、スキンケアの選び方も少しずつ変わってきます。

肌の構造を知ることは、難しい美容知識を覚えるためではありません。

自分の肌を知って、自分に合うものを選ぶための“地図”を持つこと。

そんなふうに考えてみてください🌿

🌿 Nanoha Life memo

肌って、毎日見ているのに、

「表皮の下には真皮があって、そのさらに下には皮下組織がある」

なんて、普段はあまり意識しませんよね。

でも、

肌は一枚ではなく、それぞれ役割の違う組織からできています。

そして今回、もうひとつ覚えておきたいのが、

表皮のいちばん外側にある「角層」。

乾燥や刺激から肌を守るうえで、とても重要な場所です。

「バリア機能って、結局どういうこと?」

角層はどうやって水分を守っているの?

セラミドって、なぜ保湿でよく聞くの?

乾燥すると、なぜ肌が敏感に感じやすくなるの?

など、肌を知れば知るほど、いろいろな疑問が生まれると思います☺️

次回は、今回の「肌地図」をもう一歩進めて、

「肌のバリア機能って何?」

を見ていきます🌿

🌼 Nanoha Life

肌をきれいにするために、

まずは肌のことを知る。

「なんとなく使う」から、

「自分の肌を考えて選ぶ」へ。

Nanoha Lifeと一緒に、少しずつ知っていきましょう🌿

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